最近では、研究開発を進める中で、衆知を集めたり、技術普及を図ったり、デファクト標準化を目的とした研究会、コンソーシアム、フォーラム等を組織化することが増えています。
これらの会を運営する事務局の役割は、単なる事務作業ではなく、会の活動を効果的に盛り上げるためのノウハウや知恵、アイデアが必要になってきています。
本サービスは、そうした要望にお応えするものです。
具体的には、次のようなサービスを提供します。
- 研究会・シンポジウム等、イベントの企画・準備・運営の支援
・テーマ案、講師案、運営方針案の策定
・事前準備(会場手配、広報、資料作成等)
・当日の運営(受付、司会進行等)
・報告書作成・アンケート集計 など
- コンソーシアム・フォーラム等、団体の運営支援
・年間活動計画案の策定
・会員管理、会計管理
・総会・運営委員会等の会議運営
・広報・PRの企画・実施 など
事務局運営経験の豊富な者、数名が対応します。
産業技術総合研究所のサイバーアシストコンソーシアムの事務局担当、NICTの国際標準化活動若手交流会の事務局支援などを行っています。
プロジェクト | 「サイバーアシストコンソーシアム」事務局運営 |
クライアント | (独)産業技術総合研究所様 |
実施機関 | 3年間 |
メンバー | 山縣、黒田、牧田、パートナー1名 |
プロジェクトの概要
(独) 産業技術総合研究所(以下産総研)は、2001年11月27日に「サイバーアシストコンソーシアム」(会長:現はこだて未来大学学長、中島秀之氏)を設立 しました。これは、すべての人々が生活のあらゆる場面で状況に即した形で、ITによる支援を受けられるユビキタス情報社会を目指した「サイバーアシスト」 の研究成果の事業化や、共同研究開発の企画・実施をするための産学官連携の組織として設立されたものです。
このプロジェクトでは、コンソーシアムの活動が終了するまでの3年間、事務局業務を担当し、会員の管理、運営委員会や総会の準備・開催のほか、シンポジウムや展示会等イベントの準備・開催などを行いました。
課題と対応
コンソーシアム開始当初から事務局を担当していたシンクタンクでは、収入面から継続が難しいということで、当社で請けることになりました。当社の人脈を通 じた会員募集活動も行った結果、会員も増え、結果として事務局の経費をまかなうだけでなく、国際シンポジウムなどのイベントも開催することができました。
当社は同分野に対する技術的知識・経験や人脈とイベントや委員会等の事務局経験をもとに、会員の入退会管理や募集、運営委員会や総会の準備・開催といった 通常の業務のほか、4回の国内・国際シンポジウムの企画・開催、産総研・企業連携を促進するためのSIG(Special Interest Group)活動の支援、会員間の交流を深めるための交流会、見学会などを通した会員への情報提供の活動を支援しました。
ご支援の内容によって異なるため、個別にお見積もりさせていただくことになります。
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