内容紹介

物理学には、まだまだたくさんの謎が残っています。
アインシュタインは天才ですが、自分は凡才。
そんな自分がその先を考えてどうするんだ、とみんなが思っていたら、それ以上のことを考えないと思います。
せっかく先人たちが途中まで解明してくれたことのその先を探求するのは、後から来た僕たちです。
過去の天才たちは、僕たちに楽しみを残してくれたのです。
僕の趣味は、理論物理学です。
僕にとって、物理はエンターテイメントなのです。
「猫でもわかる物理学」という講座をカルチャーセンターで開催し、研究の成果を解りやすくお話したりもしています。
物理学の最大の謎「重力」について、僕はかなり解明できたのではないかと思っています。
この理論が正しければ、重力制御装置ができるので、世の中の産業に貢献するし、産業革命起こすくらいのものだと思います。
この本では、その理論をわかりやすくご紹介します。
ワクワクしながら理解していってもらいたいと思っています。
人類がわかっていないことを解明していくエンターテイメントなので、オモシロイと思ってもらえたらうれしいです。
そして、この理屈に共感してもらいたい、あるいは批判してもらいたいと思っています。
僕は、もっともっと、真理に近づきたいのです。そして、より良い世の中にしたいと思っています。
華道や茶道に流派があるように、物理学にもいろいろな流派があります。僕の理論も一つの流派にすぎません。
もっと正しいものはあるでしょうし、どんどん対抗馬を出してもらいたいと思っています。
素人の考えが、学問全体のレベルアップのために必要だと思います。
議論が活性化してどんどん真実が解明されていくことにつながると思うのです。
これを読んでいるあなたにも、ぜひ、あなたの「マイ物理学」を作ってもらえたらうれしいです。
そうすれば、エンターテイメントとしてより楽しくなると思います。（はじめにより）

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