実績・研究成果データベース

Scheme to Measure One-way Delay Variation with Detection and Removal of Clock Skew
IP Technologies
2010年度
ユーザー:その他

著者:Makoto Aoki, et al.,
発表場所:Proc. International Conference on High Performance Switching and Routing (HPSR) 2010, pp. 165-170, Richardson, Texas, USA, June 13-16, 2010.
発表年月:June 2010
概要
音声・画像等の実時間ストリーミングサービスの品質を観測する重要な評価項目である片道転送遅延変動(One-Way Delay Variation: OWDV)は、これまでGPS (Global Positioning System)やNTP (Network Time Protocol)等を利用したクロック同期法を用いた測定が一般的だった。しかし、ネットワーク構成や装置設置における制約、価格等の問題があり新たな手法が求められていた。
そこで、送受信の隣接パケット間隔の測定データからクロック同期情報を抽出し、時間補正することによってOWDVを推定する技術を提案し、シミュレーションならびに運用中のVoIPネットワークでの試験を実施し、正常に動作することを確認した。