実績・研究成果データベース

Scheme for Estimating ADSL Link Capacity based on Delay Measurement of Different Length
IP Technologies
2010年度
ユーザー:その他

著者:Makoto Aoki and Eiji Oki
発表場所:Globecom 2010, Miami, FL, USA, Dec 6-10, 2010.
発表年月:2010年12月9日
概要
本論文は、インターネットのアクセス網に利用されるADSL回線(上・下)の実効回線速度を推定する方法を提案している。推定は二つのステップ、①2つの長さのICMPパケットによってそれぞれのRTT(往復遅延時間)の測定すること、②上下回線速度の相関関係と先の測定結果を比較すること、から行われる。この方法によって、従来、ADSL回線を接続する場所(たとえば、個人の家)でしか回線速度を推定できなかったが、遠隔地の運用保守センタから集中的に行なえるようになり、運用保守における大きな工数低減効果をもたらす。