技術コンサルティング

概 要

長年培ってきた技術の研究開発・展開力を中核に据えた、将来予測、R&D戦略、研究開発戦略、事業戦略、製品化戦略、ビジネス展開、などのコンサルティングを行なっています。
以下のようなプロセスを進めることで、ご依頼のR&D戦略、事業戦略、製品化戦略の策定・評価、その実現に向けた研究開発などの対象領域、注力すべき具体的課題などを具体化していきます。

主な実績

生成AIのビジネス展開に向けたセキュリティに関するコンサル業務(2023)
ビジネス及び研究開発の企画・提案支援
2023年度
ユーザー:企業
総務省 ASEANにおけるISP間の情報連携及びサイバーセキュリティ製品・サービスの展開調査(2022)
技術調査研究支援・自主調査研究
2022年度
ユーザー:官公庁・独立行政法人等
総務省 携帯電話及び全国BWAに係る利用状況調査に関する支援業務(2023)
技術調査研究支援・自主調査研究
2023年度
ユーザー:官公庁・独立行政法人等
NICT (民間基盤技術研究促進制度採択企業)事業化推進のためのフォローアップ業務 (2014~2020)
技術調査研究支援・自主調査研究
2014~2020年度
ユーザー:官公庁・独立行政法人等

導入ステップ

STEP1

対象領域の技術について、公開情報の特許出願動向、標準化動向、研究開発動向(学会の発表・論文誌など)、有識者ヒアリングなどの情報を元に技術の全体像を把握、競合他社の技術開発・製品化・提携・買収などの情報や業界全体の情報を調査・分析、競合サービスの動向、政府の政策、企業の中長期戦略やホワイトペーパー、消費国・生産国のなど世界の動向など将来を推測する情報から、可能性の高い社会トレンドなどを検討していきます。

STEP2

上記の全体像に依頼者の保有技術・リソースのポジションや、目指したい方向や戦略(目標)などの情報を加えて、議論を行うためベースとなる俯瞰図を作成いたします。

STEP3

俯瞰図を眺めながら、将来動向の共有、目標の位置づけの確認、目標と現状とのギャップと、ギャップを埋める筋道などを関係者で議論し、合意形成を進めます。

メニューと期間

戦略検討

冒頭でご説明した、「フルメニュー」の技術コンサルティングです。社会トレンド、業界トレンド、技術トレンドや、競合他社、自社のポジションと目標、戦略などを総合的に分析し、ギャップを克服する方法なども含めた戦略検討を行います。 この技術コンサルティングでは、稟議書の作成、実行部隊となる企画チームでの戦略に対するコンセンサスの形成も可能となります。検討チームでの討議などの時間も含め、3か月〜4か月が基本となります。

戦略実行の支援

「戦略遂行では、成功確率を高めるキラーアプリの確保と戦略遂行を阻害する恐れがある知財の確保が必要」などのご要望に対しては、類似市場・製品・技術の調査・分析などを行うとともに、戦略を具体化するサービス検討や特許のアイデア出しの討議や、特許出願の支援などの技術コンサルティングを行います。事業部門、研究開発部門や知財部門などとの連携・調整なども含め、6か月程度が基本となります。

戦略検討のポジション情報の整理(1.戦略検討の一部)

「これまで取り組んでいなかった事業領域や異種技術など、土俵を広げた戦略検討を考えたいが、新たな土俵、自社の立ち位置、検討の方向性など、社内に説明できるデータが必要」などのご要望に対しては、お客様を中心に据えた目線で、対象事業領域、技術分野の鳥瞰的な調査・分析などの技術コンサルティングを行います。実施・未実施などのカットアンドトライの判断も意識した4~6週間で調査・分析が基本となります。

戦略の部分的な補強(1.戦略検討の一部)

「既に目標や方向性の検討はほぼ完了したが、技術的な観点での補強が必要」などのご要望に対しては、説明のための情報や、評価観点の抜けを補うためのポイントを絞った調査・分析などの技術コンサルティングを行います。1~2週間の短期間での対応も可能です。