出版事業

地震前兆やいかに ~電波による複眼観測~
吉田彰顕
¥2300(税別) オンデマンド版(ペーパーバック)
内容紹介
「地震前兆は見つからなかった」
20年間に全国18か所で聴いた自然の声は
介護現場や土砂災害地域の監視など
新しい可能性の世界へと導いてくれた
(まえがきより)
今日、地震予知に高い期待と関心が寄せられ、地震前兆としての電磁現象を捉えようと、いろいろな周波数帯で、多くの人達が地道に観測を行っています。
1995年1月17日、兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)が発生し、電磁波異常を観測したとの報告が多数寄せられました。
当時私は、NTTで無線通信システムの研究開発に従事していましたので、地震と電磁波の関係に興味を持ち、1996年より業務の合間、横須賀研究所最上階の一角に観測系を構築し、一人で観測を始めました。
観測開始当初は、すぐに地震前兆現象をキャッチできるだろうと思っていましたが、観測点を増やし、かつ複数年の観測を継続すればするほど、地震以外の要因による電磁現象の方が、はるかに多いことに気付きました。
書籍の情報
単行本 260ページ | |
発行 | 2016年2月 |
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ISBN | 978-4908520020 |
サイズ | A5 |