出版事業

おひとりさまの おうちで 健康バイキングイメージ

おひとりさまの おうちで 健康バイキング

園田康子
¥2000(税別) 単行本(完売)

内容紹介

今、街には私達の欲求を満たしてくれる食べ物が溢れ、まるでバイキング料理を食べるかのように、食べたいものを自由に選んで、自分のお皿に載せることができます。
一人暮らしの人も、料理の得意でない人も、店でお総菜を選んでくれば、バランスのよい食事をとることができます。
この本は、おひとりさまが健康で毎日を送るための
食材選びのヒントをまとめたものです。
(「はじめに」より)

 

漢方医学では病気は気・血・水の異常で起こるといわれています。
なんとなく気が重い 顔の色が黒ずんでいる、目の下にクマがある、など気になるところはありませんか。
もしかしたらそれは病気の前触れかもしれません。
偏った食事、運動不足、睡眠不足、持続した緊張など原因はいろいろありますが・・・
― バランスのよい食事と健康的な生活習慣で元気を取りもどしましょう。―

 

季節による身体の変化と五臓

 

春(肝)
新陳代謝が盛んになり、肝の気血が不足し、身体に熱がこもる

 

梅雨(脾胃)

 

夏(心)
暑さによる大量の発汗で 気や体液を消耗し 心や脾胃の働きが低下する

 

秋(肺)
乾燥で体内の水分蒸発が多くなり 体液不足で肺や身体に潤いが不足する

 

冬(腎)
寒さで毛細血管が収縮し血行が悪くなり 腎や身体の血や体液が不足する

 

― 季節の変化に応じた食事と生活習慣を心がけ、身体のバランスを大きく乱さないように気をつけましょう。―

 

免疫力をとりもどし、自然治癒力を高める

 

最近、抗生物質や抗ガン剤などの薬剤に対して抵抗力を持つ、細菌やウイルスやがん細胞などが増え、薬が効かない、効きが悪いということが多くなってきています。
本来、生物には免疫力(生命を維持するために細菌や病気に対する抵抗力)が備わっているのですが・・・
自然界の生物の作り出す強力な力(マサイ村の牛の生乳と生血、セイヨウミツバチの自己防衛物質、プロポリスなど)を得て自然治癒力を高め、薬に頼りすぎる生活から抜け出しましょう。

 

旬の食材を選ぶ

 

温暖化による異常気象やハウス栽培、冷凍技術の進歩、輸送手段の高速化などにより、スーパーの店先には世界中の食材が並び、季節感が薄れてきています。
今の時代の旬の食材選びは、鮮度保存、冷凍保存なども利用しながら、季節・食材の持つ特徴(体を温めるもの、体を冷やすもの)、自分の体調、体質に合わせていきましょう。

書籍の情報

書籍 60ページ
発行 2015年8月12日
ISBN 978-4-9907800-7-4
サイズ A4