システムが置かれた社会環境、動作環境などは、技術革新や社会や人間の価値観の変遷により常に変化し続けています。従来の技術や設計・開発手法 だけは、その変化に応えてたシステム開発には限界が見えてきています。このような問題意識のもと、我々は変化に強く、継続的な進化を支える種々の技術・手法に関するリサーチを続けています。
◆社会の進化とオープンシステムディペンダビリティ
-想定範囲が変わり続ける社会を支えるため情報ネットワークが担うべき役割-
著者 | 齋藤 孝文 |
発表場所 | 電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会 |
発表年月 | 2011年6月16日 |
概要 | 情報が進化の加速に対して果してきた役割と、情報を中核として現在進行している新たな進化の仕組みとして、プロセス進化とコミュニケーション進化の捉え方について解説した。 特に、プロセス進化においては、個々のプロセスの担い手(ソフトウェア)を組み合わせてメタなプロセス(クラウドやスマートグリッドなど)のディペンダビリティを担っていくオープンシステムディペンダビリティ(継承(安定化)とゆらぎ(変化)をマネジメントする仕組み)の研究を新たな進化メカニズムの研究と位置づけ、概要を紹介した。 |
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