エッジコンピューティングは、エッジ処理とも呼ばれ、「(クラウド側ではなく)端末/クライアントの近くにサーバ機能を分散配置する」ネットワーク技法のひとつ。センサ、端末、データベース、車載機器、モバイル基地局等のエッジノードの近くでデータ処理することで、ネットワークやクラウドシステムへの負荷を低減し、通信速度、遅延、品質を向上する。
◆分散適応型データベースシステムの一考察
著者 | 有本 和民1 鈴木隆之2 山内直樹 3 新庄耕太郎4 木下研作5 吉川憲昭5 1 岡山県立大学情報工学部情報システム工学科 2Dendritik Design 株式会社 3 株式会社テクノアクセルネットワークス 4 株式会社高速屋 5 株式会社サイバー創研 |
発表場所 | 電子情報通信学会(IN.情報ネットワーク研究会) |
発表年月 | 2021年1月18日 |
概要 | 本研究では、5G ネットワークとの協調を行うとともに、データベースをエッジ、クラウド間に分散させて適応配置し、エンドツーエンドでのアプリケーション毎のネットワークスライシング機能を適用することにより、MaaS 事業者、自動車交通事業者、物流サービス提供者等への大容量、高速、低遅延のデータの蓄積や検索を可能とする分散適応型データベース(DB)の研究開発行っている。本稿では、その構想と効用について基本検討の結果を報告した。 |
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