知識の修得だけでなく、思考力や洞察力などを身につけ、実践で応用していける人材を育成するために、効果的な手法を研究しています。
◆気づきシートを用いた教育研修の分析と評価
著者 | 黒田幸明、他 |
発表場所 | (社)情報処理学会 情報システム教育コンテスト(ISECON2009) |
発表年月 | 2009年3月11日 |
概要 | 我々は、IT関連のPBL(Project Based Learning)や講義を実施する際に、気づきシートを活用している。気づきシートは、受講者が受講時に気づいたことを自由形式でメモしたものである。気づきシートは各回の講義終了時に回収し、講師は次回の講義時にその内容についてフィードバックする。受講者には、講義終了時に自分が書いた気づきシートを見て、自分の気づきを振り返らせている。 どの研修でも、研修の回が進むにつれて、気づきの内容が深いものになっていくことを発見できたので、集まった気づきシートの内容を、研修目的にしたがって分析し、研修効果の定量化を試みた。 その結果、この手法は、受講者の思考の変化を見える化でき、講師の自己評価にも有効であることが分かった。 |
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