企業におけるイノベーションと技術経営の実践
-日立で推進した研究開発と事業化-
三木 一克
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内容紹介
筆者は、入社後約30年間、日立の研究開発部門に所属し、電力・電機開発研究所および機械研究所の所長を務めた後、東証一部上場の関連会社で9年間、工場長、社長として事業に携わった。研究開発を推進する立場とその成果を製品・事業につなげる立場を経験した。本書は、この経験をもとに研究開発を新製品・新事業につなげるまでの、研究開発現場でのある意味“闘い”について述べるとともに、開発強化を目指した組織経営の立場からの具体的な施策について述べるものである。
<目次>
1. 企業研究所
1.1 企業研究所を取り巻く環境の変化
1.2 日立の研究開発体制
1.3 企業研究所の役割
2. 研究開発と事業化
2.1 次々世代製品の概念創出
【事例1】沸騰水型軽水炉の濃縮度上下2領域炉心 (WNS)
【事例2】高湿分空気利用ガスタービン (AHAT)
2.2 革新的技術の開発
【事例3】陽子線がん治療システム
【事例4】産業用X線CT
【事例5】IoTに対応した半導体ひずみセンサ
2.3 基盤技術の継続的開発・高度化
【事例6】モノづくり基盤技術としての計算科学
2.4 研究開発環境(プラットフォーム)の構築
【事例7】日立トカマクHT-2
【事例8】人間共生ロボット“EMIEW”
2.5 社外先端機関との協創
【事例9】北大連携 陽子線治療
【事例10】日立―トヨタ人材交流
3. 技術経営
3.1 強いチームワークの構築
3.2 マーケットイン型製品開発
3.3 中長期的研究開発の必要性
3.4 技術開発によるコストの低減
3.5 サービス事業の収益性・顧客価値向上
3.6 コンサル活用による新展開
3.7 中国における生産と販売の推進
3.8 日立創業の精神
書籍の情報 |
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単行本 120ページ |
発行 2018年5月30日 |
ISBN 978-4-908520-24-2 |
サイズ A5 |
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「企業におけるイノベーションと技術経営の実践」
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