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実績の具体例

プロジェクト

「デジタル・ディバイド解消に向けた 無線ブロードバンドシステム高機能化に関する調査」

クライアント
東海総合通信局様
実施期間
2005年9月〜2006年3月
メンバー
宇佐美、室野、市村
プロジェクトの概要

地域のデジタル・ディバイドの解消策として、無線ブロードバンドシステムが有効であることが知られていますが、具体的にどのような方式が有効なのかを検討するため、試験装置を実環境において調査するというプロジェクトが、東海総合通信局において計画されました。
本業務は、そのプロジェクト推進の支援を行ったものです。
具体的には、通常の無線LANに比べてより高速化が可能で、電波伝搬距離の長距離化が図られ、さらに高品質であることが求められていることから、これらを実現し得る主な技術として、「MIMO」技術と「アダプティブアレイアンテナ」技術に絞って検討し、無線LAN試験を行って両技術の有効性を確認しました。

 
課題と対応

東海総合通信局では、限られた予算の中で、最新無線技術の知識に基づいた技術試験を伴う調査を遂行できるシンクタンクを公募により求めていました。このような要件に合致する会社として、当社が選ばれました。当社は、技術力のみならずNTTとの人脈を活かして、仕様条件に十分答えることができました。

成果

本調査を通して、以下のような結論によって、MIMO技術またはアダプティブアレイアンテナ技術のデジタル・ディバイド対策技術としての有効性を確認することができ、この分野での研究に大きく寄与できました。

(1)屋外無線LANを構築する場合、MIMO技術またはアダプティブアレイアンテナ技術を活用することにより、伝送速度の高速化だけでなく通信可能エリアが大幅に拡大するという効果を確認できた。
結果として、山間辺地等のデジタル・ディバイド地域での効率的な無線基地の設置が可能となり、システム構築経費の節減につながる。

(2)MIMO技術とアダプティブアレイアンテナ技術を組み合わせて活用することにより、伝送速度の大幅な向上が期待できる。また、アンテナ偏波面を利用するMIMO技術は、偏波に歪みが出にくい見通し内環境において伝送速度の高速化の効果が期待できることが確認できた。

 
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