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IoTのインタオペラビリティについて

センサ・アクチュエータインタフェースをWeb検索すると、多くの業界標準が見つかる。
多くは産業用のセンサ・アクチュエータのためのインタフェースであるが、一方でIoT(物のインターネット)の検討が進められている。

IoT用に新たにセンサ・アクチュエータを開発するのも一つの方法であるが、既に普及しているセンサ・アクチュエータを有効に利用することを考えると、デバイスレベルでは無いところで相互接続性を確保できる仕組みをつくることが、より現実的であると考える。

IoTデバイスを想定して、多くのユースケース、特にスマートシティの実現が考えられているが、そこではIoTデバイス、IoTゲートウェイ、IoTクラウドの3層構造が提案されている。

各層の間にはインタフェースが定義されるが、IoTデバイスから遠ざかるほど、抽象度の高いインタフェース定義が可能となってくる。
例えば、IoTクラウド上ではIoTデバイスが情報として表現される。情報遅延等が許容されないユースケースを除き、IoTの相互接続性はIoTクラウドレベルで確保されるべきであると考える。

IoTの相互接続性は、IoTをエンティティとして情報システム上に定義することにより行う。
このエンティティをオブジェクトであるとすると、ネットワーク管理における管理オブジェクトと同等となる。
IoTが多品種に及びことを考えると、このオブジェクト定義は機械学習可能でかつ、操作性に富むものである必要がある。

以上の要件に合う仕組みとして、Restfulを前提としてJSON形式で記述するHyperCatサーバの検討が英国を中心に進められている。
この動きに注目したい。

藤井伸朗:NTT研究所、NTTグループ会社において通信網オペレーションシステム等の研究開発、国際標準化に従事。2014.7よりサイバー創研に勤務。電子情報通信学会フェロー。

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